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「おおきな木」ものがたりの世界

「おおきな木」ものがたりの世界

私は子供のころから物語が好きでした。思い出すと、小学校のころ図書室が好きで、毎回図書係をしていました。
図書係をしながら、絵本を読んだり”小学〇年生”という雑誌を読んだり、本が友達みたいな感じでした。

大人になった今でも好きな絵本や童話がいくつかあって、その一つがシェル・シルヴァスタインさんの書かれた「おおきな木」です。

この本を初めて読んだのは、中学校の時でした。英語の教科書に載っていた原文を読みました。
絵本の凄いところは、英文の単語とか文法が分からなくても、挿絵でストーリーが分かるところです。
「おおきな木」の挿絵は表現力が豊かで訴えるものがあります。
シンプルな白黒のイラストからは言葉以上につたわるものがあります。
少年と木の関係や、木の優しい愛情、木のさみしさなどがつたわってくるのです。一本一本の柔らかな枝の曲線に、一枚一枚の木の葉に言葉以上の思いが現れていると思います。
シンプルな絵の表現力の持つ凄さを感じる絵本です。
挿絵を見ているだけで、お話の世界に引き込まれ、気が付くと英文を一気に読んでいました。
短いストーリーだったし、難しい単語や文法はなかったので、自分で一通り翻訳した後、図書室へ行って本田錦一郎さんが翻訳された「おおきな木」を読みました。

 

おおきな木 単行本 – 1976/1/1 シェル・シルヴァスタイン (著), Shel Silverstein (原著), ほんだ きんいちろう (翻訳)

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%81%8A%E3%81%8D%E3%81%AA%E6%9C%A8-%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4784101489

 


「おおきな木」を読んで・・
はじめて「おおきな木」を読んだとき、木が少年に注ぎ続けるあたたかな愛情に胸が痛くなりました。
時が流れても木はずっと変わらずに、少年に愛情を注いでいくのですが、少年の方は成長と共に木と向き合う時間が減り、さらには自分が欲しいものを得るために、木から果実や枝、いろいろなものをもらっていきます。
少年は欲しいものをもらった後、木のそばから去っていきます。
木は少年を喜ばせたくて、少年の望みを叶えたくて持っているものをすべて与えていきます。
このストーリーは挿絵を見ながら読んでいると、とても切なくなります。
少年が成長と共に本当にたいせつな物を見落としていることが、とても悲しくなってくるのです。

 

同時に私自身も”大事なもの”を見落としていないかな?って自分に問いかけたくなります。

 

www.dekunobou.com

『おおきな木』シェル・シルヴァスタイン 作/ほんだきんいちろう(本田錦一郎)訳
(篠崎書林)

 

 


母から受け取ったもの
私はこの絵本を読むと母や父のこと、祖父母のことを思い浮かべます。
私の実家はお世辞にも裕福ではありませんでした。それでも、母は精一杯に私や妹の望みを叶えようとしてくれました。
「無理な時は無理」といわれましたが、そうとうわがままを聞いてくれたと思います。


父は不器用な人だったけれど、不器用なりにいろいろと私たちのために配慮してくれていたと思います。
祖父や祖母も、それぞれが複雑な関係でしたが、出来る限りの事をしてくれたと思っています。

家族の中でも特に母親は見返りを求めず愛情を注いでくれた大切な人だと思います。
私は神経質な子供だったので育てにくかったのでは?と思います。
幼少期は学校などで問題を起こすこともありましたし、それでも根気よく見守ってくれて本当に感謝しています。


子供のころは一緒に遊んでくれて、大きくなると人間関係や仕事のことで話を聞いてくれた穏やかな人でした。じっと話を聞いて寄り添ってくれる母、私はそれが一番うれしかったです。
お説教とかするタイプではなくて、ただ話を聞いてくれて一緒に寄り添ってくれた母は私にとって「おおきな木」のイメージにぴったり当てはまります。


母にはいつも与えてもらってばかりで、私は何か返すことができたかな?
今でも心配ばかりかけてしまって、申し訳ないと思ったりします(;^_^A
母だけでなく友達や大事な人たちには、ちゃんとお礼を伝えておきたいです。
そう思っているのに、大切な人に次から次へと心配ばかりかけてしまう日々なので、本当に申しわけないです。

 

 

エーリッヒ・フロムのことば
翻訳をされた本田錦一郎さんはあとがきの中で、エーリヒ・フロムの著書『愛するということ』から「愛とは第一に与えることであって、受けとることではない」という一文を引用されています。

これはシェル・シルヴァスタインさんが絵本を通して本当に伝えたいテーマを上手に拾い上げてみえると思いますし、こういうところが本田さんの素敵なところだと思います。


個人的にエーリヒ・フロムの思想が好きなので、本田さんが引用された言葉が胸に響きます。

フロムは愛のために自分を犠牲にすることは進めていません。

私もフロムと同じ意見です、無理して自己犠牲的に愛情を与える必要はないと思います。
自分ができる範囲で、与えることが嬉しいとか、楽しいとか、そう思える範囲で愛情とか思いやりをシェアできたら良いよね。って思います。
押し付けるのはちょっと違うから、受け取ってもらえたらいいな~くらいのチカラ加減でしょうか?

だって、シェアして受け取ってもらえると本当にうれしいですからね(*^-^*)
シェアした相手に喜んでもらえたりしたら、本当に幸せなことだと思います☆

私は日ごろ素敵な贈り物をたくさんもらってばかり、とても嬉しいことです。

嬉しいからこそ、与えてくれた相手が同じように、嬉しくなってくれる何かお返しをしたいと思っています。
あげられるものは何もないけれど、感謝の気持ちが伝わるといいな。




自然から地球から与えてもらっている
「おおきな木」は木と少年の物語ですが、見方を変えると自然と私たち。地球と私たち。みたいな見方もできると思います。
森や海、川や山、木々や草花、果実や動物たち、昆虫たち、地上に住んでいるあらゆる命からの恵みを私たちは無償で享受していると思います。


こういう豊かな恵みは自然からの、地球からの無償の愛情なのだと思います。
自然や地球、宇宙の恩寵を日々受け取りながら、何か返すことができているのかな?
人にも動物や虫たちにも自然にも、太陽や星、宇宙にも感謝ですね
いつもありがとうございます☆